ありがとう大須
五年ぶりに出演させて頂きました。
五年前のことや、この五年間のことなど様々な思い出が浮かびつつ…
大須恒例、芸人ビールやリポDやレーズンサンドに迎えられ、「おかえりなさい」の文字が涙でちょっぴり滲みました。
初日は雨。
会場は移動になり、紳士服のヤマミヤさん前。
びっくりするほど狭く、わさわさと人々の行き交う、割と過酷気味な場所…なのにお客様の熱量、集中力が半端ない。
初回、これまた大須恒例の芸名看板を掲げた時の、お客様の暖かい拍手に胸が詰まる。
2回目は同じくヤマミヤさん前でかたわれ。
かたわれなのに(笑)人が集まってくる。
かたわれなのに(笑)拍手喝采。
何という集中力。懐の深さ。
こういう力に栄養をもらって作品が育てられて来たんだなと改めて思う。
活気に満ちて、猥雑で、熱量の高い町、大須。
大道芸祭りでも大道芸フェスティバルでもなく、「大道町人祭」であることをずっと貫いてきた町。
控え室の冷蔵庫がビールでパンパンになってる大須。
油断してるとすぐビールを渡されてしまう大須。
用がなくても行きたくなる街、大須。
(実際、大震災後非常に心が弱ってしまった時、遊びに行った)
打ち上げで個性豊かな実行委員の皆さんの顔を見る度にほっとする。
大須大道町人祭が末永く続きますように。
また大須の町に、皆さんに会えますように。