よるべない人物紹介その1
1978年東京奥多摩生まれ。ピアノ・歌・鍵盤ハーモニカ・他多数。
4歳でピアノを始める。大学在学中よりクラシックを学び、ドイツリートを中心に声楽の伴奏および打楽器を含む器楽伴奏を数多く経験。
またクラシックと同時にジャズも学び、バラエティに富むバンドとの共演多数。確かな基礎力と豊かな経験をもとに、演奏家として多くのアーティストから絶大な信頼を得ている。
現在はジャズをベースとした大道芸人・バロンなかざわとのユニットにて精力的に活動するかたわら、バーレスクダンサー・チェリータイフーン、パントマイミスト・バーバラ村田、歌手・あやちクローデルから成る「御存知浅草貴婦人会」主催イベントへの参加など、音楽の世界から演劇・大道芸・キャバレーショー・ミュージカルなど、ジャンルを問わず幅広いフィールドで活躍中。ライブハウスやコンサートホールのみならず、劇場・路上・クラブ・キャバレー・各種祭り・学校など演奏場所もスタイルも変幻自在。またレストランやパーティー、ブライダルでの演奏も行う。
「きくちまゆこが音楽を奏でる場所は世界の至るところにある。
彼女はおよそ主張し過ぎることはない。にもかかわらず、彼女の音楽とたたずまいは聴衆にも共演者にも決して忘れ得ぬ印象を残す。
その一見クールな風貌とは裏腹に、ストイックに自身を磨きつづける情熱と、飽くなき好奇心、そしてどのような音楽にも高次のレベルで瞬時に寄り添うやわらかな風のような、あるいは濁りなき水のような慈愛と包容力と冒険心に満ち満ちた、類稀なる音楽家である。
だが彼女に騙されてはいけない。
少女のように見せかけてエロもグロも満載、辛辣かと思えば頼りなさげなため息、ゆるやかな優しさを示すいっぽうで頑固親父のごとし。
彼女に騙されてはいけない。
だが厄介なことに優秀なペテン師というのはまず自分自身が騙されているものだ。彼女には人を騙すつもりもない。
私たちが騙されないためには、
…いや、めんどくさいから騙されてしまおう。
大きく深呼吸するように、彼女の音楽を吸い込んで、ありったけ騙されてしまうのが一番いい。この可憐なペテン師ピアノ弾きに。」
ルッパさんときくちまゆこさん、チェリーさんだけでもすごいのに、いつの間に矢呑みさんまでゴーストライターとして雇ったのですか?いつものムラタ節と思って最後まで読んで、「やられた!」と思いました!神出鬼没の矢呑みさんのこと、仮面の向こうは実は小心ズだった、とか(ゴーストアクトレス?)??何にせよ楽しみです。
Comment by Kappa — 2010年1月12日 @ 7:55 PM
これはまゆこちゃんのプロフィールそのままなのです…
素敵な文章なのでそのまま掲載させて貰いました。
でもね、ふふふ仮面の向こうは誰なんでしょうね。
Comment by むらた — 2010年1月14日 @ 12:48 AM