らびっとin瑞雲寺。
いつもより少しだけ静かな街の風景にお盆を感じるここ数日。
水面下での忙しさも相まってブログ更新も滞りがちなのですが、お盆繋がりで三ヶ月前の瑞雲寺訪問のお話。
ひょんなご縁でこの度お招き頂いたのは新潟県は栃尾にある、羽黒山 瑞雲寺。
長岡の駅から車で三、四十分ほど、山を回り込んだところに瑞雲寺はあります。
こちらで年に一回行われる大般若会というありがたい法要の後、本堂にてバーバラビットというシュールな流れ。
初めて参加させて頂いた大般若会は目にも耳にも美しく興味深いものでした。
呼応し合う鐘の音、磨き込まれた回廊に色とりどりの法衣に身を包んだ僧侶のみなさんが粛々と現れます。
無駄のない身のこなし、経典を繰る音、リズムとメロディーに分かれているかのような読経のハーモニー。
ひととき異次元に漂ったかのような、不思議な、心地よい体験でした。
畳にラビット、畳にピエール。とってもシュール。
今回呼んで下さったのは瑞雲寺の石田住職。
住職との出会いは…なんと新宿ゴールデン街。
昨年の誕生日、ゴールデン街でたまたま隣り合わせた石田住職とお話しさせて頂く機会に恵まれ、意気投合、「是非うちの寺に!」「はい、是非〜!」という深夜の酔っ払いの口約束的な流れで実現してしまったというゴールデン街マジック。素敵な誕生日プレゼント。
正直、「本当に住職なのかな…?」とか「私が何やるか分からないのに呼んじゃって大丈夫なのかしら…」という懸念もありましたが!
本当にご住職で(石田さんすみません)、お寺と檀家のみなさん本当に暖かく迎えて頂きました。
お土産はご当地名産、栃尾の油揚げをたくさん。
大変美味しく頂きましたが、キツネに化かされた訳ではありませぬ。
ビフォー(2014年9月7日…夜明けの酔っ払い)