キャンディーズと春。

日記を書いたのに投稿するのを忘れたまま大阪に飛んでしまいました…
ので今更ながら。

指輪ホテル「Candies-girlish hardcore」 2nd season国内三都市ツアーを終え、無事帰京致しました。

思えば三年前に1stの最終公演を終えた時も春だった。桜が満開だった。

キャンディーズの終演はいつも区切りの季節と共にある。のか。

二年近くもかけて作り、国内外七箇所を回ってたどり着いた作品を全く違うキャストと限られた時間の中で再構築するという作業は難しくもありエキサイティングでもあり。
演出からキャストからスタッフまで、全ての人がぎりぎりで全てが雑然とした中土俵際で踏ん張った東京公演。

だいぶ落ち着いたもののまだわさわさとして噛み合わなかった札幌公演。

博多で、このバージョン、このキャストでのありようはここなんじゃないかと思った。初めてみんなとアンテナが繋がった感覚があった。

やっと見つけて、そしたら終わった。

改めて感じたのは私は非常に体寄りの人間だということ。その分頭が弱い。といって体ばっかりてんでもないけど頭の方もだいぶ感覚的なようだ。

この頭と体と感覚のバランスと傾向が近い人とはぶつかるにせよ共鳴するにせよ、繋がりやすい。

バランスと傾向が遠くなるとぶつかることすら難しくなったりする。
形にしたいという思いは一緒なのに、アプローチが違い過ぎてまるきり逆に見えることすらある。

だけどもどこかに落としどころが、かすかな最大公約数が、例えば円と四角と三角と楕円の淵が重なり合う小さな点があるはずだと、そこを探り続けた数ヶ月だったように今は思う。

そして違うからこそ生まれる豊かさがきっとある、と思う。
そんな、2ndシーズン。

イムズ最終公演開演直前の舞台より。
開演前

今回ナレーションを引き受けてくれた小さなおともだち。
小さなお友だち

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