「アナウサギを追いかけて」終演その2
「アナウサギを追いかけて」#博物館動物園駅 とうとう先週末で本当に千穐楽を迎えました。
最終日は元祖(?)案内うさぎの 大倉マヤさん、山田あさこさんのWうさぎ、ホンモノの京成電鉄 駅員さんが鋏を入れてくれたり、京成社員のバイオリン弾きの方がうさぎと合奏したりと大変スペシャルな日だったようです。
ああ想像しただけで頭から涎が出るほど羨ましい。
さて、前回の続き。
自分史上最多のセリフ量、そしてガイド役とうさぎ役を往き来する、という、なかなかのハードルの高さだったのですが…
やってみたら意外に出来た。
楽しかった。
初日は死にましたけど、死につつも楽しかった。
凍えつつも、腰が痛みつつも、声が枯れつつも、楽しかった。
ここ数年、さまざまな形で人前で話すことが増え、「自分なりの話し方ってあるんだな…?」って感じ始めてはいた。
店に来たお客様と話したり、子ども劇場の企画会議で作品紹介やディスカッションしたり。
苦手だ苦手だと思っていたことが、「逃げたい逃げたい逃げたい」と思っていたことが、「…あれ?私…もしかして話したいこと、いっぱいある…?そして意外と聴いてもらえる…?」みたいな感じになって来てはいた。
だから、よいタイミングだったのかなと思います。
苦手意識を強く持ち過ぎずに済んだ。
のみならず楽しかった。
少し慣れてからは、台詞と動きについて工夫してみたり。
見知らぬ人と一瞬つながる、というのは大道芸でやってきたことではありますが、言葉を介したこと、また、様々な趣味趣向でやってきた人々の前に立つというのもほぼほぼ初めてで。
初めてのことに挑戦して、あわあわして、そこから実をむすんだり、学んだりすることが楽しくて。
ここ数年で環境が激変した私ではありますが、やってきたことはなんか、みんな繋がるんだなあと思ったりしました。
なのでこの経験は次回、3/15~17 静岡公演「月と踊り子」にもつながっていくんじゃないかなあと思います。
サカタアキコさんとその仲間たち、羊屋白玉 さん、 案内うさぎのみんな、uenoyes の皆様、京成電鉄の皆さま、森健人博士、見に来てくださった皆皆さま、本当にありがとうございました。