みなさま、

色んな場所で、それぞれに心を痛めたり、苦しい思いをなさっていると思います。
三日前には想像もつかなかったようなことが目の前で起こっています。
刻一刻と変わる事態にあまり被害の多くはない東京にいても、震え、怯え、不安で身動きできなくなりそうになります。

昨日はアットでの最後のストリートパフォーマンスの日でした。
人出は普段より少なかったけれど、わざわざ観に来て下さった方、通りすがりに足を止めた方、老若男女、ファミリー、カップル、外国人観光客の方、お葬式帰りであるらしい方々、はしゃぐ子どもたち、派手なメイクの女子高生、白髪頭のお父さん。
それぞれに色んな思いがあるでしょう。
だけどほんの少しの気分転換に外に出た、今日のそのひととき、笑ったり、びっくりしたり、和んだり、少し柔らかな時間を共に過ごせたことがとても嬉しかった。

自分の仕事の原点に触れたような気がしました。

やれること、やるべきこと、考え、キャパシティ、みんな人それぞれで、自分には想像も及ばないこともあるし、逆も然り。
しなやかでありたい、と思います。

最後に、12年間に渡り大道芸の場を提供し続けて下さったクイーンズスクエア「アット!」の皆様に心からの感謝を。
昨日の大道芸決行の決断をしてくださって本当にありがとうございました。

そして、昨日が昨日だったからやれたんだなと今思います。
大道芸の日が一昨日だったら、または今日だったら、出来なかったと思います。
そういう意味でも貴重な時間でした。
全てに、ありがとう。

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